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新国立競技場
2015-07-18

おはようございます。鳥井修です。

 

今朝は新国立競技場について。安倍晋三首相(60)は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画見直しを正式表明した。官邸で「計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す」と述べた。政府は今秋以降に国際コンペを再び開いて新国立競技場の新たなデザインを決定し、20年春の完成を目指す。19年秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会での使用は断念する。

 

★識者の見解を紹介します
漫画家の倉田真由美さん
「主役は競技場そのものではなく、アスリートたち。競技場は斬新さや奇抜さより、使いやすければいいのでは。税金を使うなら日本人のデザインを使ってはどうか。外国の人も、日本人の誇りを持って造られた競技場に迎えられる方が、うれしいのではないかと思う」

 

経済評論家の森永卓郎氏
「安倍首相が森元首相の会談に1時間半もかけたのは、森氏に(巨額な総工費を投入する)利権をあきらめさせるためだろう。利権を生むことなく普通の競技場を造れば、総工費は1300億円で済むはずだ。ゼネコンが価格を下げるためにも、見直しは必要だった」

 

テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏
「首相の決断は正しく、よくやったと思う。東京では2度目の五輪なので大金をかけるのではなく、『安く』『おしゃれ』にやればいい。新競技場は日本の技術、ノウハウを駆使した日本的なものを作ることが大事。ザハ氏のデザインは日本には合わなかった」

 

タレントで演出家のテリー伊藤氏
「白紙撤回は非常にいいこと。新競技場は安ければいいというものではない。神宮外苑はジョギングする人が多いので、その人たちに、やすらぎを感じさせるような建物がいい。古き日本を感じさせる、旧国立競技場のテイストを残したデザインでもいいのではないか」

 

漫画家のやくみつる氏
「首相の辞書にも『白紙撤回』という言葉があったんだという感じだ。新プランでは素材から見直してほしい。例えば鉄骨の代わりに紙管を使えないか。こういうとんでもない発想の転換があって実現すれば、公共建造物の新たな指針になる。工費もゼロベースで考えるべきだ

 

建設計画の見直しを求めていた建築家の槙文彦氏
「多目的に使うイベントホールのようなスタジアムではなく、屋外スポーツに特化した施設にすべきだ。われわれのグループは観客席のみを屋根で覆い、観客席の一部を仮設にする代替案を示している。それに近いものができるなら、結構だと考えている」

 

スポーツ評論家の玉木正之氏
「見直すなら、これまで語られていなかったスポーツのことを第一に考えてほしい。陸上競技ならサブトラック、サッカーやラグビーなら芝の成長を促すことは絶対に必要だ。作るのは競技場で、そこでやるからコンサートも価値がある。大金をかけた開閉式屋根は必要ない」