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大阪ガス火力発電新設を断念
2015-12-20

こんばんは、鳥井修です。

 

この時期に日中に日が差すのは珍しく雪もなく過ごしやすい2日間であった。さて、今日は火力発電新設を断念について。

 

大阪ガスは茨城県で進めていた石炭火力発電所の新設計画から撤退する方針を固めた。来春の電力小売り全面自由化をにらんだ電源開発をエネルギー大手が断念するのは初めて。首都圏で東京電力などが大型火力発電所を建設する計画を表明しているほか、原子力発電所の再稼働で今後、電力需給が緩み、採算が合わないと判断した。発電所新設を巡り計画を選別する動きが出そうだ。

 

大ガスは丸紅と共同で約300億円を投じ、2017~18年度の稼働を目指し鹿島地区に出力約10万キロワットの発電所を建設する計画だった。大ガスと丸紅は新発電所の稼働を機に、国内の電力需要の3割を占める首都圏を開拓する狙いだった。丸紅は新しい協力先を探しつつ、発電所建設の是非を検討する。

 

大ガスは石炭荷揚げのための港湾施設や送電線も整備する計画だったが、温暖化ガスの排出を減らすための環境対応への投資もかさむ。今回計画していた規模の発電所では採算を合わせることが難しいと判断した。同社は引き続き東日本で自社電源を開発する方針だが、当面は他社や卸売市場から電力を調達して賄う考えだ。