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電力システム改革について
2015-01-02

おはようございます。鳥井修です。新年を迎えいかがお過ごしですか?

 

昨日は元旦なのでゆっくり過ごそうと思っていたが、10時30分からの全国高校ラグビー大会を観戦、結局1日ラグビー観戦であった。第2試合では母校久我山高校が大阪桐蔭と対戦、ともにBシード校、大熱戦の試合でラストワンプレーで久我山の逆転勝利、久々にドキドキした試合。次の試合は1月3日の準々決勝、がんばれ久我山! 高校ラグビーでは1月3日の試合が好カードが多いことから1番面白いと試合と言われている。準々決勝では久我山は御所実業との対戦、御所実業は昨日の慶応との試合でロスタイムに逆転されてからの再逆転勝利、隠れ優勝候補と思っていたがやはり勝ち上がってきた。また、ともに優勝候補筆頭Aシードの東福岡と東海大仰星が早くも準々決勝での対戦。1月3日も目が離せない。

 

今日の午前中はやり残した書類の整理、議会質問の準備、午後からラグビーの先輩宅に伺う予定。毎年、1月2日は大学ラグビー選手権準決勝を観戦しながら先輩宅で飲んでいる。かれこれ20年以上続いている。いつもお世話になってます。

 

さて、今日は電力システム改革についてふれてみたい。
2011年3月の東日本大震災以降、原子力発電所の停止や電気料金の上昇など日本のエネルギー環境は様変わりした。電力小売り全面自由化を16年4月に控え、15年は電力会社や新規参入者の準備が最終段階に入る。ガスも17年にも自由化が見込まれており、業界や地域の垣根を越えた競争が活発になる。

電気の販売は00年以降、大口顧客向けから段階的に自由化が進んだが、一般家庭など小口利用者向けは規制が残る。例えば首都圏の消費者は現在、東京電力以外から電気を買うことができない。この規制が撤廃されれば、全国で約8400万件、金額にして7兆5千億円もの市場が「開放」される。

 

震災前に比べ一般家庭の電気料金は約2割上がった。北海道電力や関西電力がさらなる値上げを決めるなど、消費者の不満は大きい。携帯電話会社や住宅メーカーなど幅広い企業が、こうした消費者の不満を「商機」とみて、電力小売りに参入する見通。

 

例えば携帯電話会社であれば、「携帯と電気をセットで契約すれば値引きします」といったサービスも想定される。消費者が電力会社を選ぶ時代となり、料金の低減や新サービスの創出が期待できる。ガスも同様に、17年にも一般家庭向けの販売が自由化される見通。

 

15年は原発の再稼働も実行段階に入る。原発の安全性を審査してきた原子力規制委員会は14年に、九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県)と関電の高浜原発3、4号機(福井県)について「合格」とした。

 

とはいえ、手続きや地元の合意形成など課題がすべてクリアされたわけではない。実際にいつ再稼働するかや、2原発以外の安全審査の行方も焦点となりそう。

 

いずれにせよ今後進む電力システム改革が消費者にとって本当に利益になるのか、国会の場でしっかりと議論してもらいたい。電力の安定供給は【国益】である、今日も我々の仲間は現場でがんばっている。