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健康寿命
2015-07-25

おはようございます。鳥井修です。

 

昨日はお昼前に秋田市岩見で倒木による電線の断線で停電が発生、停電地区にPRカーを走らせた。自然災害とはいえ、お客さまにはご迷惑をおかけすることなので、出来る限り早期の復旧に努めている。

 

さて今日は健康寿命について。世界屈指の長寿国である日本の場合、平均寿命は男性が約80歳、女性が約87歳。余生と言うにはあまりに長い時間が定年後には控えているといわれる。

 

だから働ける間は働きなさい。それが今時の常識だ、とも。だが、退職後の人生をデザインする時、忘れてはならないのが「健康寿命」だ。健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態が幕を閉じる平均年齢で、日本の場合、男性が約71歳、女性が約74歳。平均寿命に至るまでの時間は、介護など人の助けが必要になる可能性が高い。

 

これら人生のステージを棒グラフで見てみよう。65歳まで働いたとしよう。年金を受け取りながらセカンドライフを満喫できる期間は男性6年、女性9年だ。これは平均なので、もっと長期間、楽しい年金生活を送れるかもしれない。だが、もっと短い可能性もある。健康寿命を延ばすには働き続けるのが一番だという。老後にもお金は必要だ。だが、雇用延長や生涯現役社会といった言葉に急かされて漫然と働き続け、動けなくなったら要介護生活、という人生の最期も悲しい。

 

ずっと働きたい人はさておき、優雅なセカンドライフに憧れ、できるだけ長い期間、その生活を楽しみたいと願うなら、早期退職も含めた退職戦略が必要になりそうだ。退職後の生活を賄えるだけの収入や貯蓄が確保できれば、早期退職するのもいいし、働く目的を収入から興味、やりがいに移してもいいはずだ。

 

老後30年時代などといわれるが、雇用延長で65歳まで働いた場合、退職後の元気な期間は男性6年、女性9年しかない 出所:厚生労働省の「平成25年簡易生命表における平均寿命」および厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会の「第2回健康日本21(第二次)推進専門委員会」資料