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春季労使交渉
2015-01-07

おはようございます、鳥井修です。

 

今朝も5時に起床、いつもどおり新聞を読み、入浴、トレーニング後にブログを更新。今日は、北海道、東北の日本海側、北陸で天候が荒れ積雪も多いとの予報。今朝のニュースでアメリカシカゴで気温が-17℃、風が強く体感温度では-35℃となっているとの報道。世界的に異常気象なのでしょうか。今年に入って、秋田では天候が荒れることもなく穏やかな日が続いていましたが、このままで終わるはずもなく、今後の降雪や荒天に備えなければなりません。

 

つぎに、健康維持について今朝のニュースのひとコマから、フラミンゴ体操」、身体をまっすぐにして片足を5cm程度上げ、その時はバランスを崩さず平行に片足で立って1分程度、逆足も同じく行いこれで1セット、1日3セット程度行うとのこと。これを考案した医師によると、年をとるにつれて骨密度が低下し骨折のリスクが増すことから、片足たちで骨に圧力をかけることで骨密度をあげるとのこと。片足だち行うことで両足立ちのときよりも股関節にかかる負担が2.75倍かかるとの数値もでている。手軽に出来そうなので試してはいかが?

 
もうひとつ、春季労使交渉の記事もあったので紹介します。

 

春季労使交渉に向け、賃金水準を一律に引き上げるベースアップを容認する声が経営トップから上がり始めた。安倍晋三首相は法人税の減税分を原資として、経済界に2年連続で賃上げを求める。メーカー首脳らは6日、「経済の好循環に向けベアも検討する」などと表明。実現すれば個人消費の追い風となるが、賃上げ幅にはばらつきも出そうだ。
「やるなら今でしょ、ということで取り組んでいただきたい」。経済3団体が6日開いた都内での新年祝賀会で、安倍首相は企業トップに改めて賃上げを促した。昨年春の消費増税によって個人消費は冷え込んだ。2017年4月の再増税を宣言する安倍政権にとって、消費底上げにつながる賃上げは是が非でも実現したい課題の一つだ。

 

政府・与党は昨年末に決めた15年度の税制改正大綱で、2年間に4200億円を先行減税する法人税改革を決めたばかり。首相は「企業がしっかりと賃上げにも応じてくれたと世論が思えば、もっと(減税を)やってよ、となる」と力説し、もう一段の減税をちらつかせながら迫った。

 

労使交渉は1月下旬の経団連と連合のトップ会談を皮切りに実質スタートする。連合は2%分のベアを求め、産業別労組では電機や自動車などがベア中心で月6000円以上賃金改善を統一要求としている。

 

経団連の調査では、14年度は多くの企業が6年ぶりのベアに踏み切り、賃上げ率が2.28%(月約7400円)と15年ぶりの2%台になった。ただ賃上げの内訳は大半が定期昇給で、ベア相当部分は0.4%程度にとどまる。一時金だけでなく、収入が安定的に増えるベアが広がれば、家計への追い風効果は大きい。

 

「今年度レベルの賃上げを期待したい」。経団連の榊原定征会長は6日の記者会見で強調した。3団体の祝賀会に出席した企業トップにもベア容認論が広がる。サントリーホールディングスの新浪剛史社長は「ベアと定期昇給を含めて2%以上の賃上げを考える。子育て世代に手厚くしたい」と述べた。

 

春季交渉に影響力を持つ電機も、富士通の山本正已社長が「経済の好循環のため利益が出れば株主や従業員に還元するのは当然。ベアも選択肢の一つだ」と強調した。東芝の田中久雄社長もベアを含めた賃上げについて「前向きに考えたい」と話した。

 

自動車業界は為替相場や世界経済の見通しが不透明なことから、現時点では慎重だ。三菱自動車の相川哲郎社長は「業績は賃上げや部品会社へ還元し、景気の好循環につなげたい」と述べたが、ベアは言及しなかった。トヨタ自動車の豊田章男社長も「各会社がそれぞれの労使関係で話し合って決める。そのプロセスの方が大事」と明言を避けた。

 

昨年、ベア容認をいち早く表明した日立製作所は、過去最高益が続く見通しだ。ただ中西宏明会長は「業績が改善している企業は社員に報いるべきだ」と述べるにとどめた。同社は昨年10月に国内管理職の賃金体系について、年功要素を廃して世界共通の評価基準で決める制度を導入したばかり。中西会長はベアについて「否定はしないが、グローバル競争を勝ち抜くために、頑張った社員を処遇する世界共通の仕組みづくりを重視している」と強調し、賃金を一律に引き上げる制度とは異なる道も模索する。

 

安倍政権の強い意向を受けた賃上げ交渉は「官製の春季交渉」などとも指摘される。ただ業種や企業間で業績格差が広がっており、ベアの実施や定期昇給も含めた賃上げ幅は、企業ごとにばらつきが出そうだ。

 

商船三井 武藤光一社長
景気のテコ入れには一時金の増額が有効だが、脱デフレのためにはベアが基本
富士通 山本正已社長
経済の好循環のために、利益がでれば株主や従業員に還元するのは当然。ベアも選択肢の一つ
日立製作所 中西宏明会長
ベアは否定しないが、頑張った社員をしっかりと処遇できる仕組みづくりを重視している
三井物産 飯島彰己社長
物価や同業他社の動向を見ながら賃上げを検討している
セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文会長
2015年もベアを実施できる会社については応じる環境にある
三井不動産 菰田正信社長

ベアを実施するかどうかについては前向きに検討する
LIXILグループ 藤森義明社長
物価上昇をサポートするために賃上げするのは企業の責任。賃上げは100%やる。ベアについても検討する
三菱自動車 相川哲郎社長
業績は賃上げや部品会社へ還元し、景気の好循環につなげたい
パイオニア 小谷進社長
ベアは厳しい。定期昇給などの賃上げは考えなければいけない